修二と彰「青春アミーゴ」が出荷100万枚突破!

 人気グループ、KAT−TUN亀梨和也(19)とNEWSの山下智久(20)による年内限定ユニット「修二と彰」のデビュー曲「青春アミーゴ」が4日、出荷枚数で100万枚を突破した。

 1日にレコード店に出荷してからわずか4日間という驚異のスピード。発売元のジャニーズ・エンタテイメントによると、初回55万枚を出荷したところ、全国のレコード店で品切れの店舗が続出。生産が追いつかず、週明けにも50万枚が追加出荷される予定で、4日間で出荷枚数100万枚突破は今年初快挙だ。

 同曲は、2人が共演する日本テレビ系「野ブタ。をプロデュース」(土曜後9・0)の主題歌で、「修二と彰」は2人の役名。ドラマは先月29日の放送が平均視聴率17・0%と好調で、同曲も発売前から有線チャート、着うたランキングともに1位を記録するなど話題となっていた。“ミリオン達成”に亀梨は「俺自身ビックリしてる。スゲーうれしいです」。山下も「忘年会や新年会のシーズンに向けて、カラオケの定番ソングになってくれたらうれしい」と大喜び。

 ちなみに今年に入って1番売れた曲は、ケツメイシの「さくら」で94万枚。今年実数での100万枚突破シングルは現れていないだけに、「青春−」の達成第1号は確実だ。

 「NEWS」山下智久と「KAT-TUN」の亀梨和也による期間限定ユニット「修二と彰」のシングルCD「青春アミーゴamazon.co.jpでチェックが発売4日目にして出荷枚数100万枚を記録した。11/03付けでオリコンのデイリーチャートに関する以下の記事が掲載されていたが、まさに驚異的なスピードでの100万枚突破と言えるだろう。

 亀梨和也(KAT-TUN)と山下智久(NEWS)による期間限定ユニット、修二と彰の「青春アミーゴ」がデイリーチャートで2位以下を大きく引き離すダントツのスタートを切った。本作は日本テレビ系ドラマ『野ブタ。をプロデュース』(出演:亀梨和也山下智久堀北真希ほか)の主題歌。先週、週間チャート首位を獲得した平井堅「POP STAR」(フジテレビ系『危険なアネキ』主題歌)に続き、テレビドラマから2週連続でNo.1ヒットが誕生することになりそうだ。

 ちなみに、2位以下の中にはウエンツ瑛士小池徹平のデュオWaTのメジャーデビューシングル「僕のキモチ」 amazon.co.jpでチェックも入っている。その話題については別の機会に……。

 さて、亀梨が属するKAT-TUNは人気の高いグループだがまだデビューしておらず、今回のCDはデビューに向けての試金石と言えるだろう。それがここまでの結果を収めたのだから、山下・亀梨の人気の高さ、ひいてはKAT-TUNの人気の高さを裏付ける証拠となったようだ。
 そのKAT-TUNのファン層だが、今までのジャニーズタレントに比べて男性ファンが多いらしい。コンサート会場にもある程度の男性客が訪れているようだ。同性に好かれるというのはタレントにとって重要な要素なので、今後も男女両方のファンを獲得していってほしいと思う。

 NEWS山下智久(20)KAT−TUN亀梨和也(19)のユニット「修二と彰」が歌う「青春アミーゴ」の売り上げ100万枚突破が確実になった。売り上げが低迷するシングルCDで今年初のミリオンセラーとなる。男同士の友情を歌うデュエット曲の購買層は忘年会までに覚えたい男性会社員が中心で、女性に人気のジャニーズ勢としては珍現象となっている。

 「青春アミーゴ」は2日に発売されたとほぼ同時に、全国のCD店から追加注文が始まった。4日間で100万枚を出荷した。週明けには、さらに50万枚の出荷を予定している。

 数年続くCD不況の中、トップアイドルの作品とはいえ、これだけの好ダッシュは珍しい。大手CD店「新星堂横浜ジョイナス」の店員は「女子中高生に交じってサラリーマンが買っていく姿が目立ちます」と、意外な現象を説明した。ジャニーズ勢の購買層は女性ファンが圧倒的なはず。なのに、従来のファンとは異なるネクタイ姿の会社員たちがこぞって手にしていくというのだ。

 同曲は、山下と亀梨が主演する日本テレビのドラマ「野ブタ。をプロデュース」(土曜午後9時)の主題歌だ。男同士の友情をストレートに表現した歌詞を、昭和歌謡を思わせるノスタルジックなメロディーに乗せている。複雑なメロディーの転調もなく、男性2人の素朴な掛け合いは、アイドル全盛の歌謡曲で育ったサラリーマン世代の耳になじんだようだ。

 発売元も忘年会ソングを狙っていたことを認める。「年末を控えた時期の発売、懐かしさを覚えるメロディーはぴったり。部長さんや課長さんもこの曲で若手女子社員さんたちの心をつかんでみては」と話す。山下も「忘年会や新年会シーズンに向けて定番ソングになったらうれしい」、亀梨も「カラオケで歌って踊ってね」とコメントしている。

 発売元のジャニーズ・エンタテイメントは「ノスタルジックな曲調が既存のファンだけでなく、お父さんやお母さん世代にも支持されているのではないか」と分析。大手レコード店では「(2人が所属する)ジャニーズの商品を購入するのは女子中高生がメーンだが、“青春…”は男子高校生やスーツ姿の会社員も購入している」と話し、購入層の広がりをうかがわせた。

 日刊スポーツの記事の「オヤジがジャニーズ熱烈支持」というタイトルはどうかと思う。記事の内容から言えば、ノスタルジックな曲調が忘年会ソングとして受けたということなので、ジャニーズ「熱烈」支持とは言えない。若手女子社員へのアピールという側面が強く、山下智久亀梨和也に興味があるわけではないのだろうと思う。
 それよりも、注目すべきはスポニチの記事にあるように「男子高校生」が購入しているという点だ。上述したように、KAT-TUNは若い男性からも支持を受けている。それはある種の憧憬の的であるのだろうが、今まではあまり見られなかった傾向だろうと思う。SMAPKinki KidsのCDを買う男性はいても、NEWSやタッキー&翼などのCDを買う男性はほとんどいなかっただろう。
 そこがKAT-TUNの特色である。ファッションリーダのモデルに若い女性が憧れるように、若い男性がKAT-TUNに憧れているのだ。ジャニーズはこのことを念頭において今後のKAT-TUNの売り出し方を考えなくてはいけない。
 限られたパイ(若い女性)を独占するために他の事務所の男性アイドルに圧力をかけてきたジャニーズだが、そのやり方がいつまで持つかは分からない。現に、w-inds.などはジャニーズのタレントを凌駕するだけの実力と人気を備えてきている。今までジャニーズにゴマを擦ってきたテレビ局が反旗を翻さないとは断言できない。
 ここで、パイを拡大することができるなら、圧力などという小賢しい手段を使わずとも競争に打ち勝てる可能性が高くなる。そういう意味でもKAT-TUNは今後のジャニーズの方向性を規定するだけの力を秘めているのではないだろうか。
 そのKAT-TUNは、ファンの高い期待にもかかわらず、デビューがなかなか決まらない。先日、グラチャンバレーのプロデューサーに就任した際には、とうとうデビューかと盛り上がったもののジャニー喜多川社長自らがその可能性を否定した。
 では、いつ頃デビューするのだろうか。最適なのは来年中だろう。再来年になってしまうと、現在の人気が下降し始める可能性がある。デビューへと盛り上げるつもりが、いつのまにか旬を過ぎてしまっては元も子もない。「ごくせん2005」 amazon.co.jpでチェックで赤西・亀梨の名が一般に浸透してから一年近く経つが、そろそろデビューしても良い時期ではないだろうか。
 ただ、現在のジャニーズには一つ大きな問題がある。このブログでも再三取り上げた内博貴の一件だ。この件に関しては、かなり落ち着いてきたようだが、復帰の際には再度話題になるだろう。KAT-TUNがデビューするとしたら、彼が復帰した後、その話題をかき消すようなタイミングが良いかもしれない。
 となれば、来年の中盤以降ということになろうか。過去の流れを考えても、理由なしにデビューするとは考えにくい。何らかのイベントやドラマに絡んでのデビューというのが妥当な予想だろうと思う。KAT-TUNの不自然なまでの日テレ依存(あるいは日テレのKAT-TUN依存)を考えると、デビューにも日テレが絡む気がする。メンバー全員を一つのドラマに出演させるというのも面白いが、そういう冒険はないだろう。かといって大きなイベントも思い当たらない。
 ここまでファンを焦らして盛り上げておいて、あっさりデビューするとは思えない。どのようにデビューするかに期待してみよう。