タイガー&ドラゴン

最終話「子は鎹」

笑いと涙が上手く融合していて、とても良い最終回だった。 3年間の刑期を終えた虎児(長瀬智也)は、誰にも迎えられず、孤独な状況を味わった。どん兵衛(西田敏行)も組長(笑福亭鶴瓶)も、互いに相手の所の方が虎児にとって最良の地であると思い、結果、…

第10話「品川心中」

このドラマ自体が一つの人情話で落語であるということを再認識した。林家亭どん兵衛(西田敏行)と組長(笑福亭鶴瓶)を中心とした人情味溢れる人々の物語なのだ。 相変わらず、作中で演じられる創作落語はあまり面白くないのだが、それは仕方ないのだろう。…

第9話「粗忽長屋」

このドラマの主人公、虎児(長瀬智也)は、フィクションである落語をもとにして、ノンフィクション落語を創作する。今までの落語は、フィクションではあるものの、ノンフィクションとしても成り立つものであった。しかし、今回は完全にフィクションとしか言…

第8話「出来心」

今回も部分的な面白さはピカイチだが、全体的にはまあまあという感じ。やはり、虎児(長瀬智也)の落語が面白くないのが原因だろうか。部分的にでも面白いのだから、それで十分なのかもしれないが、宮藤官九郎脚本というと、それ以上を求めてしまうのである…