『塩原殺人行』草野唯雄

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塩原殺人行 草野唯雄光文社文庫 (1988/09/20)\462(税込)Amazon.co.jp で詳細を見る 6(勝手に10段階評価。4が標準、10が最高) 草野唯雄と言えば、ブックオフの「く」の棚で見かけることの多い作家である。本当は「そうのただお」だから、「そ」の棚に…

『新版 ミステリーを書いてみませんか』斎藤栄

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新版 ミステリーを書いてみませんか 斎藤栄集英社文庫 (1998/11/25)\520(税込)Amazon.co.jp で詳細を見る 5(勝手に10段階評価。4が標準、10が最高) 1963年に「機密」で宝石中篇賞、1966年に「殺人の棋譜」で乱歩賞を受賞し、その後もタロット日美子シ…

『嘘猫』浅暮三文

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嘘猫 浅暮三文光文社文庫 (2004/09/20)\500(税込)Amazon.co.jp で詳細を見る 8(勝手に10段階評価。4が標準、10が最高) 1998年に『ダブ(エ)ストン街道』で第8回メフィスト賞を受賞し、デビューした著者の自伝的青春小説。デビュー前、大阪から上京し…

全体紹介

来週から秋期のドラマが始まる。夏期同様、リストにまとめておこう。なお、右端の欄の○は私が見る予定のもの。 時間 タイトル 局 出演者 原作情報 月9 危険なアネキ フジ 伊東美咲森山未来 - ○ 火9 1リットルの涙 フジ 沢尻エリカ薬師丸ひろ子錦戸亮 木藤…

押尾学事務所追放、引退へ?

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イケメン俳優、押尾学が所属事務所である「研音」から独立し、音楽業に専念することが明らかになった。 俳優の押尾学(27)が所属事務所「研音」から離れることが4日、分かった。研音が公式ホームページ(HP)で「押尾学自身の強い希望により、音楽活動…

『きのう、火星に行った。』笹生陽子

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きのう、火星に行った。 笹生陽子講談社文庫 (2005/03/15)\390(税込)Amazon.co.jp で詳細を見る 7(勝手に10段階評価。4が標準、10が最高) 「とことんついてない日は、いつも突然のようにやってくる。」何事にも本気を出さず、クールでいることをモッ…

『ぼくらのサイテーの夏』笹生陽子

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ぼくらのサイテーの夏 笹生陽子講談社文庫 (2005/02/15)\400(税込)Amazon.co.jp で詳細を見る 7(勝手に10段階評価。4が標準、10が最高) 第30回日本児童文学者協会新人賞受賞 1995年に「ジャンボジェットの飛ぶ街で」が講談社児童文学新人賞佳作となっ…

『QED 式の密室』高田崇史

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QED 式の密室 高田崇史講談社文庫 (2005/03/15)\440(税込)Amazon.co.jp で詳細を見る 6(勝手に10段階評価。4が標準、10が最高) 講談社ノベルス「密室本」キャンペーンの一冊として上梓された本作は、高い人気を誇るQEDシリーズの第5作目である。 今回…

『パンプル・ムース氏の秘密任務』マイケル・ボンド

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パンプル・ムース氏の秘密任務 マイケル・ボンド創元推理文庫 (2001/11/30)\651(税込)Amazon.co.jp で詳細を見る 8(勝手に10段階評価。4が標準、10が最高) 『くまのパディントン』の作者マイケル・ボンドによる、大人向けスラップスティックミステリ…

『蹴りたい田中』田中啓文

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蹴りたい田中 田中啓文ハヤカワ文庫 (2004/06/15)\735(税込)Amazon.co.jp で詳細を見る 7(勝手に10段階評価。4が標準、10が最高) 田中啓文の作品は、文芸誌等でいくつか読んだことがあるが、単独著書を読むのは初めてである。今まで読んだ作品は、ミ…

書く予定のネタ(2005年10月)

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書こうと思っていても、なかなか書けないので、とりあえずリストにしておきます。このネタを早く!というようなご意見や、こういうネタを扱ってほしいというご要望がございましたら、コメントでお願いします。 ジャニーズ事務所と早稲田大学演劇博物館が提携…

総評

気合を入れて感想を書いていた春期に比べ、夏期は尻つぼみになってしまった。感想は書けていないが、録画した分に関しては全て視聴したので、春期同様に総評をまとめておこうと思う。 視聴率ランキング ドラマ視聴率 ドラマサイトの「ドラマ視聴率 2005年7月…

ブログ再開に向けて

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9月からは更新頻度を取り戻そうと思っていたのですが、一度更新を怠ると、気が抜けてしまうもので、もう9月も終わろうとしています。 途中、2回ほど泡坂妻夫関連で記事を書いていますが、それはサイトの方の内容なので、8/18の記事が最後ということでしょう…

「七五三」

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うえののれん会発行の雑誌『うえの』の2005年9月号に泡坂さんの「七五三」が掲載されています。 泡坂さんは1997年7月からこの雑誌の巻頭エッセーを定期的に書かれているようです。今までの様子をみると、3ヶ月ごとの掲載のようですね。 今回の「七五三」もそ…

書く予定のネタ(2005年9月)

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書こうと思っていても、なかなか書けないので、とりあえずリストにしておきます。このネタを早く!というようなご意見や、こういうネタを扱ってほしいというご要望がございましたら、コメントでお願いします。 ジャニーズ事務所と早稲田大学演劇博物館が提携…

「紋の華苑」

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徳間書店発行の雑誌『問題小説』の2005年7月号に泡坂さんの「紋の華苑」が掲載されています。 気付くのが遅かったため、掲載が遅れてしまいましたが、今ならまだ注文できるかと思います。まだ読んでいないのですが、職人物の新作です。順調に作品を発表して…

第7話

とうとう真矢(天海祐希)の真意が、彼女自身の言葉によって明らかにされた。真矢は、子供であるということに逃げ、周囲の大人や友人に責任を転嫁して生きる生徒を目覚めさせることを目的としていたのだ。以前の感想にも類似のことを書いたが、彼女は自分で…

Act.5「CM出演!?うごめく陰謀…」

それにしても、ファインプロにはどうしてあんなに権力があるのだろうか。経営者親子はどちらもダメっぽいし、有力な人材は崎谷(杉本哲太)ぐらいしかいないようだし。崎谷の表情などを見ていると、最終的には福原(古田新太)率いる童夢企画の側に付くので…

第6話

今回の中心は、英語。洋楽を使って英語に慣れる、というのもやはり、すでに広く実践されている内容で、これといった新奇さはなかった。 このドラマで描かれる勉強法というのは、基本的にすでに提唱され、認められているものを少しアレンジし、誇張したにすぎ…

第6話「修羅場」

宇市(橋爪功)のしたたかさにも綻びが見えはじめた。山守の戸塚(石田太郎)が言ったとおり、嘉蔵(森本レオ)が彼に遺言を残さなかったのは、横領を知っていたからかもしれない。 となると、当然、文乃(米倉涼子)にもそのことをもらしているはずである。に…

偵乱密泡華が運営しているサイト(1)

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先日、私のメインサイトである「乱れ謎解き」をリニューアルし、「泡坂妻夫マニアック/乱れ謎解き」としました。 もともと、「泡坂妻夫マニアック」は「乱れ謎解き」内の一コーナーだったのですが、「泡坂妻夫マニアック」を中心にしていたので、前面に持っ…

Take5「クビにしないで!!」

雅子(松下由樹)とひかり(深田恭子)が考えた企画は通らなかったが、雅子はプロデューサーとして『流れよ我が涙と少年は言った』のドラマの制作に携わることになった。長谷川(谷原章介)もプロデューサーとして関わるのだが、この二人の関係は以前とは異…

第一球 前編

深夜3時過ぎから始まる、テレビ朝日のマンガ原作ドラマである。同じく深夜放送だった「ホーリーランド」はここまで遅くなかったと思う。だが、放送形態からいって「ホーリーランド」の次の作品が「アストロ球団」というとらえ方で良いのだろう。 放送は全18…

第五艇

先週は特別艇(総集編)の放送のため、物語に進展はなかった。それにしても、内博貴から田口淳之介へのキャスト変更の件には一切触れないという、視聴者を小馬鹿にした態度には納得できない。第四艇で触れなかったのは、特別艇でちゃんと紹介するためなのか…

第6話「三角関係」

現在の巧(成宮寛貴)と澪(ミムラ)の恋は、学生時代の巧(福本有希)と澪(黒川智花)の恋と重なり、また一つ夫婦へと近づいた。 ゆったりとした流れに変化はないが、冗長に感じられることもなく、やはり心地よい。その理由がどこにあるかは難しいが、一つ…

第6話

阿久津真矢(天海祐希)の独裁的かつ抑圧的な教育に成果が見えはじめた。彼女の目的は、自分の意志を持ち、いかなる時もそれに基づいて行動する人間を育てることだと、前回の感想に書いた。神田和美(志田未来)はその力を発揮しているし、真鍋由介(松川尚…

WaT(ウエンツ瑛士&小池徹平)、11月上旬にメジャーデビュー

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泣く子も黙る大事務所バーニングプロダクション所属のWaTがメジャーデビューすることになった。いろいろと気になる部分もあるので、細かく見ていこうと思う。 バラエティーやドラマでそれぞれ活動するウエンツ瑛士(19)と小池徹平(19)のシンガー・ソ…

第5話「泣くな!お前の人生だ!」

今回のストーリーには二つの山場があり、さらに教員たちへの試験や東大合格のための勉強法も多数紹介され、充実した内容だった。 緒方英喜(小池徹平)と奥野一郎(中尾明慶)、奥野次郎(水谷百輔)の双子兄弟が引き起こした喧嘩騒動は、実のところただの兄…

Act.4「メリーゴーランドの悲劇!」

今回、パロディは押さえ気味だったが、十分に面白かった。はるか(平山あや)は引退を宣言したものの、人気女優奈々子(相沢紗世)の演技に触れ、そして、自分のために一生懸命動いている桃田(金子貴俊)らの想いに気づき、本格的に活動することを決心した…

第5話

このドラマのキーマンは梅村(高橋克典)と宇市(橋爪功)であるように思う。藤代(高島礼子)ら姉妹はまだそれほど宇市を疑っていないが、梅村や良吉(沢村一樹)は宇市の行動に不信感を抱いている。特に梅村は強く疑っているようなので、今後二人の対決が…